若手社員の教育で「甘さ」と「優しさ」を勘違いしてはいけない

1琉球王国 ★ [US]2018/04/08(日) 20:53:21.98ID:CAP_USER9
■人を育てるには優しさと厳しさが不可欠

この時期は、初めて社会に出る新入社員や新天地で活躍しようと張り切る中途入社の若い社員が各部署に配属されてきます。
経営者や管理職は、人手不足の中でようやく採用した若い社員をどう戦力に育てるかに頭を悩ませているのではないでしょうか。
今の子どもたちは家庭や学校で甘やかされて育っているので、それが会社であっても厳しいことを言うと辞めてしまうのではないかと、腰が引けている管理職も少なくありません。

しかし、私の経験からしても、そうではないと断言できます。
例えば以前、私が教えていた大学の講義で学生たちが喜んだのは「説教」でした。
感情にかまけた説教ではなく、相手を育てるための厳しい説教であれば、学生は真剣に聞くし、きっと将来の役に立つはずです。

「相手を育てるため」とは、どういうことでしょう。
儒教の徳目に「仁」があり、人は「仁の心」を持つことがとても大事とされています。
「仁」は一般的に愛情と訳されていますが、私はそれだけでは足りないと考えています。

東洋哲学の大家である安岡正篤先生の本にもあるのですが、「仁」という漢字は「人」が「二」と書きます。
人が二人いたら、それが社員同士でも夫婦でも、どちらかが必ずリーダーになる。

そこで「仁」はリーダーが持つべき、人を育む愛情です。
論語の8つの徳目「仁義礼智忠信孝悌」のうち、「仁」が最初に書かれているのも、人を育てることがとても大事だからです。

人を育てるには優しさと厳しさの両方が欠かせません。
管理職は部下のことを思うのであれば、優しさだけでなく、その人や組織全体のために厳しいことも言わなければなりません。
社会のルールや道徳も教えなければならないのです。

もし厳しいことを言われるのが嫌だから辞めるというような人であれば、この先何年会社にいても戦力にはならないのだから、引き留める必要はないと思います。
仕事、とくにプロの仕事とは本来厳しいものだからです。

「甘さ」と「優しさ」は違うのです。「甘さ」は、その場しのぎで、相手をダメにします。
「優しさ」は将来的に相手を伸ばし、育むことです。だから相手のために厳しいことを言うのも「優しさ」なのです。

■仕事を通じて「なれる最高の自分」を目指せ

もうひとつ管理職が若手社員に教えることは、人生の一番良い時間を仕事で過ごすのだから、その仕事を通じて「自己実現」を目指せ、ということです。
私は自己実現の大前提を「なれる最高の自分になる」ことだと考えていますが、新人のうちは「なれる最高の自分」はなかなか分からないし、目指してもたかが知れているかもしれません。
それでいいのです、目指すこと自体が大事なのです。

とはいえ、社会に出たばかりでは、それすらもなかなか分からないかもしれません。
そこで管理職がやるべきことは、若いうちに目の前の仕事を一生懸命やり遂げる習慣を身に付けさせること。
ただしその場合、とにかく長時間働かせるということではなく、勤務時間中はめいっぱい働かせる、そして、できるだけ残業をさせないことです。

時間で勝負するだけになると、「工夫」の大切さを学べないのです。
そして、どうしても残業させる時は理由を説明して残業代をきちっと払うことを守るべきです。

また、会社はたくさんの社員が属する共同体であり、「楽ではない仕事を楽しくやる」場であることも教える必要があります。
本来、仕事は楽ではなく、厳しいものです。しかし、それを楽しくできるくらいに技量を上げる大切さも教えなければなりません。

今の社員は、宴会や社員旅行を嫌がるという話を聞きますが、私は違うと思っています。
宴会や社員旅行の参加率が100%という会社がある一方、参加率が低い会社もあります。

その違いは、管理職が、会社が共同体であり、仕事は厳しいものの、本来楽しい場であることをきちんと教えていないからです。
社員の参加意識の低い会社は得てして低収益です。社員が楽しんで仕事ができないので、お客さまの評価も低く、チームワークも悪く、収益も低迷するのです。

朝から社員が喜んで出社し、会社の行事も楽しむような会社づくりが必要ですが、それには「働く喜び」を全社員が感じられるような基本的な考え方、とくに経営者の根本的な考え方が大切です。
経営者の金儲けや、地位、名誉などの私利私欲のために働かせられる社員には、なかなか働く喜びは感じられないでしょう。

http://diamond.jp/articles/-/166346

2琉球王国 ★ [US]2018/04/08(日) 20:53:43.33ID:CAP_USER9
この連載でも何度も述べたように、私の人生の師匠の曹洞宗円福寺の藤本幸邦老師のお言葉である「お金を追うな、仕事を追え」というようなスタンスが必要なのです。

■「一人前」と「一流」は違う

やがて新入社員は一人前の社員に育ちます。
一人前とは先輩のアドバイスを受けなくても、仕事をこなせるようになる状態のこと。
そうなった時点で管理職が「頑張ったな」と褒めるのはいいことですが、同時に、一人前の上に「一流」があることも教えなければなりません。

一流になるためには、新入社員の時の必死さを一人前になっても持ち続け、「なれる最高の自分になる」ことを目指し続ける必要があります。
もし半人前の段階で必死さを持たないような社員がいたとしたら、それは採用の誤りであると経営者が猛省する場面です。

ここが大事なところですが、「なれる最高の自分になる」「一流になる」ことを目指せ、と口先だけで言っても効果はありません。
管理職や先輩たちが本気で目指している姿を背中で示せば、新入社員も自然に続くでしょう。それが社風というものです。
管理職たるもの、新入社員を中長期的な視点で、「仁」の気持ちで厳しく育て、語弊がある表現ですが、よその会社に転職しても立派に通用する人材に育てる、そのくらいの覚悟を持つことが大切です。

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